環境スペース~スタッフブログ~

環境スペースのスタッフが、日々の出来事などを書いていきます。

お風呂での入浴事故を防ぐためのポイントを伝授!

11月になり、本格的に寒くなってきましたね。
夏にシャワーで済ませていた人も、お風呂に入浴する時期なのではないでしょうか?
しかし、年間1万人以上がお風呂で亡くなっていると言われているため、事故に遭わないように気を付けなければなりません。
今回の記事では、お風呂での入浴事故を防ぐためのポイントを環境スペースのスタッフが伝授しましょう。

 

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■微温浴


38℃~39℃の少しぬるめの温度で入浴することを「微温浴」と言い、体に負担にならない温度とされています。
体の中から温まるので湯冷めしにくく、疲労回復・リラックス効果があります。
しかし、寒くなるとつい温度を上げて入浴してしまいがちですよね。
42℃くらいで入るという方も多いのではないでしょうか?
お風呂の温度が42℃を超えてしまうと、逆に体の中から温まることができません。
それは、血管が収縮することで、血の流れが悪くなるからです。
また、心拍数や血圧も上がってしまうため、42℃で長湯をするのは危険です。
38~39℃の微温浴で体の芯から温まることを環境スペースはおすすめしますよ。

 

■脱衣所を温める


寒い脱衣所から暖かいお風呂場へ移動すると、その温度差から心臓に負担がかかってしまいます。
血圧の上昇・低下が繰り返し行われて脳出血や脳貧血のリスクが上がってしまいます。
ヒートショックを防止するためには、あらかじめ脱衣所を温めて浴室との温度差を減らすことが重要です。

 

■のぼせ・立ちくらみ防止


お風呂で長風呂をしていると、クラクラのぼせてしまうことは珍しくありませんよね。
のぼせや立ちくらみから足をすべらせて事故に遭うケースもよく聞く話です。
のぼせを防止するためには、湯船につかる前に髪を濡らしましょう。
これをするだけでのぼせや立ちくらみが起こりにくくなりますよ。

 

■長風呂を避ける

長風呂をすると脱水症状を起こすこともあります。
脱水症状にならないためには、水分補給をしたりタイマーを活用したりして長風呂しすぎないようにしましょう。
不足した水分を補うために、入浴後にもコップ1杯の水を飲んでくださいね。

 


寒い時期にはお風呂の温度を上げて入浴したくなりますが、健康的に良くありません。
お風呂に入浴する時は、38~39℃の微温浴をしましょう。
また、脱衣所を温めたり、湯船につかる前に髪を濡らして立ちくらみを防止することも大切。
お風呂場での事故を防止しながら入浴してみてくださいね。