環境スペース~スタッフブログ~

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【刺身・蕎麦】ワサビを醤油とそばつゆに溶かして食べるのはマナー違反!?

刺身や蕎麦を食べる時に、ワサビを使う人も多いですよね。
しかし、ワサビを醤油やそばつゆに溶かしてから食べる人も多いのではないでしょうか?
実は、ワサビを醤油やそばつゆに溶かして食べるのはマナー違反なんです。
今回の記事では、刺身と蕎麦を食べる時のワサビのマナーについて環境スペーススタッフが解説いたします。


■マナーを守ることが大切

基本的に、どのように食事をするかはその人の自由です。
しかし、接待や会食などで外で食事をする時はマナーを守って食べるのが鉄則でしょう。食べ方も相手を評価するための要素の1つとなります。
食べ方だけですべてが決まるわけではありませんが、相手に無知な人だと判断されてしまうのは仕事に影響を及ぼしてしまう可能性もあるのです。
多くの方がワサビを刺身の醤油やそばつゆに溶かして食べていますよね。
それはマナー違反とされているので注意しましょう。


■刺身の時はどうする?

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刺身を食べる時に、ワサビを醤油に溶かすことで、ワサビの風味が落ちてしまいます。
ワサビの風味が落ちないように、醤油にワサビを溶かさずに刺身を食べるのがマナーです。
刺身の上に適量のワサビを乗せて食べましょう。


■蕎麦は味変を楽しむ

蕎麦を食べる時に、ワサビをそばつゆに溶かして食べるのは、蕎麦好きの方からマナー違反とされています。
元々は、江戸時代に鰹節を使ったそばつゆの生臭さを軽減させるためにワサビが使われるようになりました。
しかし、現在のそばつゆは生臭さがありません。
そのため、現代では生臭さを消す用途でワサビは使われておらず、そばつゆの香りや味を確認せずにワサビをそばつゆに溶いてしまうのはマナー違反に当たってしまうのです。
蕎麦を食べる時は、まずは蕎麦の麺がどんな麺なのか香りと味を楽しんでください。
次に、そばつゆにお蕎麦を付けて蕎麦とそばつゆのマリアージュを堪能し、その後にネギを入れて再度風味を感じましょう。
最後に、お蕎麦にわさびを直接付けてそばつゆにくぐらせて食べるのが環境スペースおすすめの食べ方です。
蕎麦・そばつゆ・ネギ・ワサビの香りや味、風味を感じながら味の変化を楽しむのが蕎麦の醍醐味とも言えます。
初めからワサビをそばつゆに溶かしてしまうと、そばつゆの香りも味も確認できず、ワサビの風味も落ちてしまい、ぼやけた香りと味のそばつゆになり兼ねません。
蕎麦を食べる時は、薬味も楽しめるように食べてみてください。


刺身を食べる時に醤油にワサビを溶かして食べるのは、マナー違反です。
蕎麦を食べる時にそばつゆにワサビを溶かして食べることも、同じくマナー違反に当たります。
ワサビの風味を損ねずに美味しく刺身と蕎麦を食べるためには、直接ワサビを付けて食べるのがベストです。