気温が上がるこの季節、食べたくなるのが素麺です。
環境スペースのスタッフも素麺が大好きで、お中元でいただくと嬉しくなります。
サッと茹でるだけですぐ食べられる素麺ですが、実は茹で方一つでおいしさが変わるってご存じでしたか?
今回は素麺がグッとおいしくなる茹で方と、一押しの薬味までご紹介します。
■おいしい素麺の茹で方
①大きめの鍋にたっぷりのお湯を沸かします。
鍋が小さかったり、お湯の量が少なかったりすると茹でムラができてしまいます。
湯量の目安は1人前100gに対して1Lです。
沸騰を待つ間、素麺の帯を外して準備しておきます。
②お湯が沸騰したら強火のまま、素麺をパラパラと入れていきます。
③吹きこぼれないよう、箸でかき混ぜながら火加減を調節します。
茹で時間は1分半から2分です。
さし水はしません。
④茹で上がった素麺は素早くザルに上げ、水につけて粗熱を取ります。
その後、流水でしっかりともみ洗いをして表面のぬめりを取りましょう。
器に盛ったら完成です。
■おいしく茹でるコツ
素麺は茹で時間が短く、鍋の大きさとお湯の量が大きく影響します。
茹でムラができるとボソボソとした食感になってしまい、素麺の良さが発揮できません。
また、茹で上がり後に丁寧なもみ洗いをすることで表面のぬめりが取れ、ツルっとしたのど越しが生まれます。
■素麺と相性抜群の薬味
素麺の楽しみといえば薬味による味の変化です。
ネギやショウガ、大根おろし、ミョウガなどが定番ですが、他にも相性抜群の薬味があります。
・オクラと納豆
夏野菜の一つであるオクラと、健康食材として人気の納豆は共にネバネバ食感が魅力です。
素麺によく絡むのでのど越しが良く、栄養価も高いのでおすすめです。
・豆板醤
辛さと深いコクが特徴の豆板醤は素麺との相性ピッタリです。
そのままめんつゆに混ぜるのはもちろん、豆板醤で炒めた野菜や肉をトッピングにするのもおすすめです。
・明太子
乳酸菌やビタミンEが豊富な明太子は食欲が落ちる夏場に嬉しい食材です。
刻んだ大葉などと合わせるとピリ辛でありながらサッパリとした味わいで食が進みます。
・レモン
レモンの爽やかな酸味がツルっとしたのど越しの素麺とよく合います。
器に素麺と輪切りにしたレモン、ちぎったレタスや角切りにしたトマトなどを盛りつけてサラダ素麺にすると見た目も華やかになります。
シンプルな素麺は茹で方でおいしさが大きく変わります。
薬味を工夫するだけで、いつもと違ったおいしさを楽しめるのでぜひ試してみてください。