環境スペース~スタッフブログ~

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冬の定番果物みかん、どんな栄養があるの?

甘味と酸味のバランスがよく、つい手が伸びてしまう「みかん」は、寒い冬を代表する果物です。
普段何気なく食べていますが、どんな栄養があるのでしょうか?
今回はみかんの栄養について環境スペースが解説します。

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■みかんにはどんな栄養がある?

手で剥くだけですぐに食べられるみかんは、食後のデザートやおやつとして重宝します。
甘くてサッパリした味わいからつい手が伸びてしまいますが、栄養面はどうなのでしょうか?
品種によって多少の違いはありますが、みかんに含まれる栄養は次の通りです。

◎タンパク質
◎脂質
◎ビタミンC
カリウム
◎カルシウム
葉酸
◎ビタミンA
◎鉄
◎食物繊維

栄養が多く、バランスもいいことがわかりますね。
みかんの特徴といえばジューシーな甘さ。
甘味の強い果物はカロリーが高いイメージを持つ人も多いかもしれませんが、日本食品標準成分表によれば、みかん可食部100gあたりの標準カロリーは44kcalです。
バナナ86kcal、ぶどう59kcal、りんご57kcalと、他の果物に比べても低いことがわかります。
カロリーが低めでなおかつ栄養も豊富なんて、みかんはとても優秀な果物だと言えるでしょう。


■旬は冬だけじゃない?

みかんといえば冬の果物という認識の人も多いかもしれませんが、実は旬が複数あります。
日本で一般的な品種である温州みかんの旬は12月ですが、他にも9月に旬を迎える極早生(ごくわせ)や、3月に旬を迎える晩生(おくて)なども存在します。
ハウスみかんであれば5月に旬を迎えるものもあり、季節を問わずに楽しめる果物です。
品種改良も活発で、毎年のように新しい品種のみかんが誕生しています。
みかんといえば和歌山や愛媛、静岡などが産地として有名ですが、広島や長崎、福岡や熊本などもブランド品種が多く、人気を集めています。
店頭で見かけたらぜひ試してみてください。


■みかんは皮の部分も優秀だった!

実はみかんの皮はとても優秀な漢方薬だということをご存じですか?
乾燥させたみかんの皮には、胃もたれや吐き気を抑えたり、のどの調子を整えたりといった効能があります。
古くは各家庭で食べ終わったみかんの皮をよく洗い、干してしっかりと乾燥させたら刻んで保管していました。
家族に不調が出ると、砂糖と一緒にお湯に溶かして飲んでいたそうですよ。
また、みかんについている白い筋には食物繊維が豊富に含まれています。
食物繊維には便秘解消やダイエット効果が期待できるので、気にならないようなら一緒に食べてみるといいかもしれません。


冬を代表する果物の一つであるみかんは、おいしいだけでなく栄養価も高いです。
タツでくつろぐ際はぜひ、みかんをお供にしてくださいね。