環境スペース~スタッフブログ~

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2月の誕生石はクリソベリル・キャッツアイ!どんな宝石?

2021年12月、63年ぶりとなる誕生石の改定がありました。
これまでの誕生石に加えて10種類の宝石が新たに仲間入りしました。
その中には2月の誕生石もあります。
どのような宝石なのか、環境スペースが解説しましょう。

 

パワーストーン,誕生石,クリソベリル・キャッツアイ


■2月の誕生石は「アメシスト

美しい紫が特徴のアメシスト紫水晶とも呼ばれ、硬度が高く耐久性に優れていることから様々なカットや加工ができ、人々に愛されてきました。
現在の主な原産地は大きな鉱床が見つかったアフリカと南米で、豊富に採掘されていますが、かつては希少な宝石だったそうです。
アメシストの石言葉は「真実の愛・誠実」などですが、「覚醒・心の平和」などといった意味もあります。
これはアメシストという名の由来である「アメシストス(お酒を飲み過ぎた時の治療という意味)」からきていると考えられています。
アメシストには身に付ける人に理性や冷静さをもたらし、心を落ち着かせる効果があるそうです。


■新しく2月の誕生石に選ばれた「クリソベリル・キャッツアイ」とは?

冒頭でも少し触れましたが、先ごろ、63年ぶりとなる誕生石の追加選定がありました。
追加となったのは全10種類の宝石で、2月には新たに「クリソベリル・キャッツアイ」が加わりました。
一体どんな宝石なのでしょうか?

・日本人に親しまれてきた宝石
戦後日本ではダイヤモンド以外に人気の宝石がいくつかありました。
その中にあったのがクリソベリル・キャッツアイです。
猫目石と呼ばれる通り、一本線の入った柔らかなクリーム色が特徴のクリソベリル・キャッツアイは翡翠オパールと並ぶ人気があったそうです。

・石言葉は「驚愕」
クリソベリル・キャッツアイの石言葉は「驚愕」です。
予期せぬ突然の出来事や、ガッカリするほどの驚き・・・といったように受け取れますが、クリソベリル・キャッツアイの石言葉である驚愕は「驚嘆するほどの美しさ」を意味します。
2月生まれの人に誕生石のアクセサリーを贈るならぜひ伝えたい石言葉ですね。


■そもそも誕生石ってなに?なぜ追加されたの?

誕生石の発祥は、18世紀まで遡るとされています。
ポーランドの宝石商が販促のために各月に宝石を割り当てたのが始まりだそうで、種類もその時々で変わっていたそうです。
その後アメリカの宝石商組合で統一され、日本でも1958年に現在のラインナップとなりました。
今回の誕生石追加は、実に63年ぶりです。
追加の主な理由としては、宝石への関心を高めて選択の幅を広げることの他に、誕生石リストの混在が目立ってきたためとしています。

 


2月の誕生石といえばアメシストでしたが、新たにクリソベリル・キャッツアイが加わりました。
日本人の肌に馴染む柔らかな輝きが美しいクリソベリル・キャッツアイを、ぜひ一度手に取ってみてくださいね。