環境スペース~スタッフブログ~

環境スペースのスタッフが、日々の出来事などを書いていきます。

なんとかならない?毎年かかる5月病の予防法とは

新生活の始まりで慌ただしく過ごした4月が終わり、5月の連休が終わると、急にやる気が出なくなることがありますよね。
体が重いと感じたり眠れなくなったり、食欲が落ちたりする人は「5月病」かもしれません。
今回は、環境スペースが5月病の予防法を調べてみました。


■「5月病」って何?病気なの?

「病」という名前がついていますが、正式な病名ではありません。
心因的なストレスが原因となって起こる不眠や倦怠感、食欲不振などの心身の不調を通称して「5月病」と呼んでいます。
普段元気な人もなりますが、適応障害うつ病パニック障害発達障害の人がなりやすいといわれ、5月病の原因とも考えられています。
例えば、発達障害の一種である「アスペルガー症候群」の人は、学業では優秀だったものの、社会に出たら人間関係で上手くいかないことがあるでしょう。
ストレスから5月病のような倦怠感や不眠症などの症状が現れることもあり、これがきっかけで欠勤する人もいます。
欠勤が続くとさらに会社に行きにくくなり、社会に出ていくのが困難になっていくので、強い症状が出ている時、は早めに医療機関を受診しましょう。


■受験生は注意!真面目過ぎる人はリスクがあるかも

5月病は、大人なら誰でも一度は経験したことがあるでしょう。
特に高校・大学受験や就職試験に取り組み、4月に夢が叶って「やり遂げた!」という達成感のある人は、5月病にかかりやすくなります。
高校球児も甲子園の夏が終わると急に無気力になることがありますが、5月の学生や社会人も同じ状態になりやすいので注意が必要です。
真面目で責任感が強く、なんでも1人でこなそうとする人ほどこうした傾向があります。
自分に完璧を求め過ぎずに、少しのことでも自分を褒めてあげましょう。
時には家族や友人に相談することも大切ですね。


■体内リズムを正常化!適度な運動も忘れずに

新生活で疲れると、ついつい朝寝坊したり夜更かししたりしてしまいがちです。
環境スペースのスタッフの私も、休日は寝だめしよう・・・と思うことがあります。
しかし、心と体の健康には規則正しい生活が一番!
休日も生活リズムを崩さず、同じ起床時間・食事時間・就寝時間を意識しましょう。
また、適度な運動はストレス解消につながります。
精神的な疲労を肉体的な疲労に変えることで、体を休めれば回復できます。
精神的な疲労は体を休めても回復されないので、心がモヤモヤしたらぜひ運動してみましょう。


■腸を鍛えると心も強くなる!?

心配事があると、お腹が痛くなる人がいますよね。
腸と心は密接につながっているといわれています。
腸内環境を整えると、ストレスに強くなることが分かっているそうです。
お腹がゆるい人、便秘がちの人は、消化器科に相談してみましょう。
意識して乳酸菌を摂る、排便のリズムを整えるなど、腸の健康にも注意してくださいね。


誰でも起こる可能性のある5月病。
どうせ毎年なるんだからと放置すると、うつ病の原因になるかもしれません。
辛いと思ったら、早めに医師へ相談してみてくださいね。