環境スペース~スタッフブログ~

環境スペースのスタッフが、日々の出来事などを書いていきます。

究極のエコ除湿器!?夏場に増える空ペットボトルで手作り除湿器を作ろう

これから暑くなるぞ・・・!
そう思った瞬間に自宅のエアコンが壊れてしまった、環境スペースです。
慌てて修理業者に電話すると、なんとエアコン修理は現在2ヶ月待ち!
もう夏本番には間に合いません・・・( ;∀;)
今回は、エアコンを使わずに夏を生き延びる方法を環境スペースが調べてみることにしました。

 


■除湿だけでも…日本の夏は湿度が高い

エアコンを使わずに・・・といっても、さすがに人の力だけで室温をぐっと下げることは難しいでしょう。
少しでも涼しくするには、扇風機やうちわが起こす風に頼るしかない・・・。
しかし、問題なのは湿度です。
どれだけ扇風機の設定を強風にしても、部屋の中の空気が湿って温まっていたら涼しくなりませんよね。
反対に、湿度さえ下げることができればある程度快適に過ごせるかも!
普段はエアコンの除湿機能を使っていますが、調べてみるとペットボトルを使って除湿する方法があるそうです。


■凍らせたペットボトルとケースを用意しよう!

まず、水を入れてから凍らせたペットボトルを用意しましょう。
ペットボトルは大きい方が効果が高くなります。
500ミリリットルのペットボトルしかない場合は、数を増やしてください。
次に、ペットボトルを立てて置ける大きさのケースを用意します。
ペットボトルの全体がすっぽり入るほど深いものである必要はありません。
ただしペットボトルが結露して水が落ちるため、あまりに浅いケースだと周りが濡れてしまいます。
2リットルの場合は、下から10cmくらいの深さであればOKです。
ケースの中に凍らせたペットボトルを入れ、除湿したい部屋に置きましょう。
ケースの下も結露するので、タオル等を敷いておくと安心です。


■5時間後・・・ケースに溜まった水は除湿した証

環境スペースは、手作り除湿器をセットしてから5時間放置してみました。
ペットボトルの近くに来ると、ヒヤッとした空気を感じます。
しばらくすると、なんとなく涼しいような・・・。
もちろんエアコンにはほど遠いですが、若干快適になった気がしました。
5時間後、ペットボトルの中の水が溶けたところでケースを確認してみると、コップ1杯とちょっとくらいの水が溜まっていました。
この水は、凍ったペットボトルの表面に接した空気が冷やされ、温度が下がったことによって液体化したものです。
つまり、ケースに溜まった水は除湿された分の水分だということですね。
エアコンや電気で動く除湿器には及びませんが、同じ装置をたくさん置けばかなり湿度を下げられるかもしれません。

 


さらに温度も下げたい場合は、扇風機の前に今回環境スペースがご紹介したペットボトル除湿器を置いてみましょう。
扇風機からの風が涼しくなります。
日中はやはり暑いですが、気温がある程度下がった夜に使うと心地よく眠ることができましたよ♪