環境スペース~スタッフブログ~

環境スペースのスタッフが、日々の出来事などを書いていきます。

紫外線対策でビタミンD欠乏症が増加!?日光を浴びないと起こること

どこへ行くにも日焼け止めクリームは必須、大きな帽子とアームカバー、日傘まで差している人がいます。
最近では目から入った紫外線でも日焼けすると言われ始め、サングラスをかけている人も多くなりました。
しかし、全身を覆って日光を避け続けていると、健康被害をもたらすことがあります。
今回は日焼け以上に怖い、紫外線を浴びない生活の危険性について環境スペースが解説しましょう。

 

 

■日光を浴びないとどうなる?眠りの質が悪くなるかも

人間は、朝日を浴びると「セロトニン」という脳を活性化させるホルモンが分泌されます。
その14時間後には、「メラトニン」という眠気を誘うホルモンが分泌され、自然な寝付きを助けてくれます。
この2つのホルモンの働きによって、「朝起きて夜眠る」リズムが生まれているのです。
しかし朝起きた時にカーテンが閉まっていると、十分にセロトニンが分泌されないまま、活動しなければなりません。
眠くなるホルモンのメラトニンが優位にあるため、なかなか頭がすっきりせず、一日中眠い状態に。
そのまま朝と夜を繰り返すと、「夜寝つけなくて、朝は起きられない」という体質になってしまうでしょう。


ビタミンDが生成されない!?日光ががん予防にも

日光を浴びることで生成されるビタミンDは、骨や歯を強くしたり、皮膚の免疫機能を高めたりすると言われています。
女性の場合は、乳がんの予防に効果的です。
また、ビタミンDは心の健康にも関係していることが分かっています。
ビタミンDはうつの抑制に効果があり、心と体どちらにも必要な栄養素です。
日光を浴びない生活を続けていると、ビタミンDが生成されず、カルシウムの吸収率も低下します。
骨や歯が弱くなり、免疫力が低下、さらにストレスに弱くなるためうつになるリスクも。
環境スペースは、朝起きた時だけはお日様の光を浴びることをおすすめします。


■どれくらい浴びればいいの?やっぱり日焼けが気になる!

全く日光を浴びない生活では、心や身体に必要な栄養素が生成されません。
しかし、紫外線を浴びることでシミやシワ、皮膚がんにかかるリスクもありますよね。
日焼けせずに、ビタミンDを生成させる方法はあるのでしょうか。
環境スペースのおすすめは、手のひらでの日光浴です。
手のひらはメラニン色素が少ないため、日焼けしづらいでしょう。
布や日焼け止めクリームで全身を覆っていても、手のひらだけは素肌のままでお日様にかざしてみましょう。
夏だったら15分以上、直射日光が当たるようにしておきます。
日光が当たっていれば歩いていても、座っていても構いません。
手のひらでたっぷり日光を浴び、ビタミンDを生成させましょう。

 

日光が健康に良いと言っても、やっぱり紫外線が気になりますよね。
「最近お日様を拝んでない…」と思ったら、朝カーテンを開けて、手のひらを太陽に♪