環境スペース~スタッフブログ~

環境スペースのスタッフが、日々の出来事などを書いていきます。

初心者も稼げる!?「アグリテック」で農業をアップデート

セミリタイヤして農業を始める人が多くなってきました。
緑豊かな土地で憧れのスローライフを望む人もいれば、農家としてしっかり稼ぎたい人もいますよね。
既存の農家さんも人手不足・後継者不足のため、新規参入者を求めています。
しかし、今まで全く農業に携わってこなかった人が野菜やお米を作るのは大変です。
今回は経験や技術が必要な農業を、どんな人でもすぐに始められるために開発された「アグリテック」について環境スペースが調べてみました。

 


■「アグリテック」って?農業のイメージが変わるかも!

環境スペースが思い浮かべる「農業」といえば、野山に囲まれたのどかな土地で田畑が広がり、お年寄りや体格の良い男性が汗を流しながら作業している…という風景です。
しかし今は、人が汗水を流しながら農作業しなくても、広大な土地がなくても野菜やお米を作ることができるようになりつつあります。
ある農家では、水や肥料・農薬の散布をドローンで行ったり、コンピューターで生育状況を管理したりすることができるようになりました。
これまで露地栽培が基本だった果物を、コンピューター制御により水耕栽培にできたという例もあります。
このようにテクノロジーを利用して農業を効率化させることを、最近では「アグリテック」と呼んでいるそうです。
農業初心者では育てるのが難しかった果物や、人手が必要で手間のかかるお米の生育にも活用されています。


■「農業はキツイ」を覆す新技術!農家離れを解消できるかも

環境スペースには、代々農家の家系でありながら実家を出て会社員になることを選択したスタッフがいます。
理由を聞くと「子どもの頃から手伝わされてきた農作業が辛かったから」とのこと。
汗水を流しながら働く親がカッコいいと憧れる子どもも多いと思いますが、確かに「農業は辛い」というイメージを持つ人も多いでしょう。
しかし、アグリテックを活用すれば、体力面の負担を軽減することができます。
体力を使う農作業の多くを機械に任せ、人間は機械を制御するコンピューターの操作や管理を行なえば良いのです。
コンピューターの技術さえあれば農業を続けられるので、体力に自信のない人や女性でも農家になることができます。
環境スペースは、コンピューターによるベテラン農家の技術継承も可能だと思います。
農家の後継者不足は様々な原因がありますが、アグリテックによる問題解決も期待できるでしょう。

 

アグリテックを利用すれば、今まで農地にすることができなかった砂漠や海中でも農業ができると言われています。
地球に緑を増やしつつ、食糧不足問題の解決もできるのではないでしょうか。