環境スペース~スタッフブログ~

環境スペースのスタッフが、日々の出来事などを書いていきます。

「写経」がじわじわ流行中!心穏やかになる新しい趣味とは

新年を迎えると、何か新しいことを始めたくなりませんか?
環境スペースのスタッフは、子どもの冬休みの宿題を見ていて習字をやってみたくなりました。
小学生の頃はなんとなくで筆を動かしていましたが、今ならもっと上手に書ける気がする…!
と思って子どもの道具を借りて書いてみたけど、やっぱり難しい(^_^;)
でも筆を使って字を書くと、集中するし気持ちが落ち着くな~と思いました。
最近は、筆でお経を書き写す「写経」を始める人も多いとか。
今回は環境スペースのスタッフが、写経についてご紹介しましょう。

 

 

■「写経」とは?

仏教のお経を書き写すことを、写経といいます。
元々は仏教の教えを広めるためや、修行の一環として行われていました。
今では祈願や供養として行われるほか、お寺での修行体験として写経教室が催されています。
趣味として家で写経する人も増えており、専用の道具やテキストも売られているそうです。
現在は300字程度の般若心経(はんにゃしんぎょう)というお経を書き写すのが一般的で、初心者でも取り組みやすいでしょう。


■ストレス解消にも!写経の効果

写経をすると、心が安定するといわれています。
集中して文字を書くため、邪念から解放されて心が落ち着くのでしょう。
一心不乱に書き写すことで、ストレス解消になるという人もいるそうです。
また、文字が乱れていると心に迷いや悩みがあると分かります。
自分の心に向き合うことで、メンタルのケアにもつながるでしょう。
もちろん丁寧に書き写すことで書道の技術も上達します。
普段の字もキレイになるので、大人の習い事としても環境スペーススタッフのおすすめです。


■用意するのものは?

写経に必要なのは、すずりや筆、下敷きなどの書道具です。
一般的な習字道具よりも小さめのもの、筆は小筆や細筆を選ぶと良いでしょう。
墨汁や筆ペンを使ってもOKですが、より精神統一したい人はすずりで墨をすって書くのが環境スペーススタッフのおすすめですよ。
写経用紙やお手本は、書店や仏具店にも売っている場合があります。
お手本を見ながら書き写しても良いですし、薄い字で印刷されたお手本の上になぞり書きするタイプの写経用紙もあります。
お好きな方法を選んでくださいね。


■お寺で写経体験してみよう

自宅でも写経はできますが、より集中したい人はお寺で体験してみると良いでしょう。
仏教の修行の一環なので、お寺で行う場合は作法を守る必要があります。
また、お経を書き写すだけでなく願い事を記入する「願文」を書く場合もあるそうです。
用意するものや作法など、詳しくはお寺に確認してみてくださいね。

 

 

環境スペースのスタッフも、今年は心穏やかに過ごしたい…
写経で自分の心と向き合うことができるかもしれません。
でもお寺での体験は、もう少し字が上達してからにしようかな(^_^;)