タピオカドリンクがブームになったことで、同じような食感のナタデココも注目されています。
その独特の食感や甘さが病みつきになり、定期的に食べたくなってしまうものでもあります。
ナタデココはゼリーなどにも入っており、ゼリーを買うならナタデココ入りのゼリー一択と言う人もいるほどです。
今回の記事では、ナタデココの由来や作り方について環境スペーススタッフがまとめてみました!
その独特の食感や甘さが病みつきになり、定期的に食べたくなってしまうものでもあります。
ナタデココはゼリーなどにも入っており、ゼリーを買うならナタデココ入りのゼリー一択と言う人もいるほどです。
今回の記事では、ナタデココの由来や作り方について環境スペーススタッフがまとめてみました!
■ナタデココって?
ナタデココは、スペイン語で「Nata de coco」と言い、それぞれNata「クリーム」、de「~の」、coco「ココナッツ」という意味があります。
つまり、ココナッツのクリームという意味があり、ココナッツで作られているクリーム状の食べ物のことを指しているのです。
■ナタデココの発祥
現在の形のナタデココは、1973年にフィリピンで誕生しました。
最初に生まれたのは、パイナップルからできた「ナタデピーニャ」と呼ばれるものです。
18世紀頃のフィリピンでは、パイナップルの葉でできた、伝統服「バロン・タガログ」を作る工場があり、そのバロン服を染めるために、パイナップルの実が使用されていました。
ある日、それが偶然発酵してしまい、ぬるぬるした物体が表面に発生したため、それを食べてみたら意外にも美味しかった…というのが始まりです。
しかし、ナタデ・ピーニャはパイナップルの収穫時期以外に食べることができませんでした。
そこで、1953年にナタデココが生まれましたが、試行錯誤しても品質や生産が安定しません。
1973年にようやく、酢酸菌を使ったナタデココの作り方を微生物学者であるサンチェス博士が提案したことで、今のナタデコココが生まれたのです。
1973年にようやく、酢酸菌を使ったナタデココの作り方を微生物学者であるサンチェス博士が提案したことで、今のナタデコココが生まれたのです。
■ナタデココの作り方って?
①ココナッツの実からココナッツミルクを搾る
②ココナッツミルクに砂糖・水・酢を入れて混ぜる
③ナタ菌(アセトバクター・キシリナム)という酢酸菌を加える
④平らな入れ物に移して、温度管理がしっかりできる場所で1週間発酵させる
⑤発酵が終わり、表面にできた膜がナタデココです!
ナタデココをカットして90℃の高温で蒸して完成。
ナタデココはこのように作られており、実は発酵食品なんですよ♪