環境スペース~スタッフブログ~

環境スペースのスタッフが、日々の出来事などを書いていきます。

発酵食品には魅力がいっぱい

健康にいいと言われる食材は数多くあります。
その中の一つに発酵食品があり、日本にも醤油や味噌、納豆、漬物などが代表的な発酵食品として挙げられます。
今回は環境スペースが、発酵食品の効果を皆さんに紹介していきたいと思います。

■海外からも注目されている
日本にも多くの発酵食品が多くあります。
食材が発酵することで、風味や旨味が増すのはもちろんのこと栄養成分も高く、体への吸収率も良くなりいいことずくめでもあります。
また発酵食品は、保存食としても重宝されています。
チーズや用グルトなどの乳製品には、乳酸菌が多く含まれていることから整腸作用の効果が得られますし、納得には5大栄養素と食物繊維が一度に摂取できるとあって栄養価にも特化した食べ物となっています。

■ヨーグルトで糖尿病リスクが低下?
近年の研究によって、ヨーグルトが糖尿病リスクに効果があることが分かりました。
ヨーグルトに含まれている乳酸菌は、大腸の悪玉菌の繁殖を抑える働きをすると共に腸内細菌のバランスを整える役割もしています。
腸内細菌のバランスが整うことで、便秘の改善やコレステロールの低下、免疫力アップ、がん予防などにも効果があります。

■野菜と発酵食品は相性抜群
漬物やキムチ、ピクルスなどは、野菜の発酵食品です。
乳酸菌の餌となるものは食物繊維でもあるため、食物繊維を多く持つ野菜はまさに発酵食品と相性ピッタリなのです。
また、日本食では食物繊維を多く含むごぼうや芋などの根菜類と味噌や醤油を同時に摂ることが多いので、腸内環境も整いやすいのが特徴です。
発酵食品を食べるときには、複数の発酵食品を組み合わせることで、さらに腸内環境が整いやすいことも分かっています。
ヨーグルトと漬物、みそ汁などというように複数の発酵食品を組み合わせることで、効率よく善玉菌を増やすことができるのです。

■ファストフードなどの欧米型の食事には注意
近年は、手軽に食事がとれるファストフードが人気です。
欧米型の食事も日本で定着しつつあり、和食などの伝統的な食事を好む人が少なくなっていています。
和食は、食物繊維が多く含まれることでも有名で、発酵食品も同時に食べることで腸内環境も優れていました。
しかし、欧米型の食事が定着しつつあることで、食物繊維の摂取量が減り善玉菌が繁殖しにくい状況となっています。
これでは、腸内環境が悪化してしまい健康にも悪影響が出やすくなってしまうので、積極的に発酵食品を摂取する必要があります。
ファストフードや欧米型の食事が悪いというよりも、そうした食事を摂る時には、発酵食品を1品追加するなどの工夫をするのがよいでしょう。