環境スペース~スタッフブログ~

環境スペースのスタッフが、日々の出来事などを書いていきます。

世界一重い品種も!日本が誇る夏のフルーツ「すもも」

環境スペースの大好物は、甘酸っぱくてジューシーな「すもも」!
最近はスーパーに並ぶ品種が増え、色も食感もさまざまです。
収穫量が最も多いのは山梨県で、6月から8月まで旬を迎えます。
今回は山梨県で栽培されるすももの品種と、美味しいすももを見つけるポイントについて環境スペースがご紹介しましょう。

 

すももは弥生時代からあった!?

すももの歴史は古く、弥生時代に中国から日本へ伝えられたといわれています。
万葉集にも「李(すもも)」の名で登場する果物で、江戸時代には日本各地で栽培されるようになりました。
明治時代は「巴旦杏(はたんきょう)」「牡丹杏(ぼたんきょう)」という呼び名が一般的だったとか。
その後アメリカに渡り、現地の品種と交配されます。
大正時代に日本へ逆輸入された品種は「プラム」や「ソルダム」、「ケルシー」などと呼ばれるようになりました。

すもも

個性豊かなすももの品種

現在、日本で流通しているすももは色も大きさもさまざまです。
それぞれ糖度や酸味のバランスが異なるので、お好みのものを探してみましょう。

貴陽(きよう)

2012年に世界で最も重量のあるすももに認定された品種です。
糖度が高く、大きさがあるため贈答用として人気があります。

大石早生李(おおいしわせすもも)

収穫後も追熟するため、先端が赤くなり始めた頃スーパーに並びます。
全体が赤く色づいてから食べるのが環境スペースのおすすめです。
甘酸っぱさを感じられ、最もすももらしい味わいでしょう。

ソルダム

皮が緑色で酸っぱそうに見えますが、果肉は真っ赤!
常温に置いておくと皮も赤くなっていき、酸味が和らぎます。
色づいたものは果実酒にもおすすめです。
キレイな色が出たら、果実は取り出しましょう。

太陽(たいよう)

果肉が詰まっており、種離れが良い品種です。
皮が紫色になったものが完熟のしるし。
酸味が抜け、甘味が強いのが特徴です。

サマーエンジェル

大きめの品種で、鮮やかな赤色の皮になります。
糖度が高く、濃厚な味わいが楽しめるのが特徴です。

環境スペースが一番好きなのは、大石早生李です。
他の品種に比べて酸味が強いですが、皮がプリッとして「これぞすもも!」という感じが味わえるのがおすすめポイント♪
ぜひ食べ比べてみてくださいね。

 

美味しいすももは3つのポイントから見つけよう!

食べごろのすももは甘い香りがしてきます。
美味しいすももを見つけるには、次のようなポイントをチェックしてみましょう。

①果皮

張りがあり、表面に白い粉(ブルーム)がついているものが鮮度が良いしるしです。
ブルームは果実から出てきた天然成分で、水分蒸発を防ぐ効果があります。
ほかにも、茶色い変色や傷、色むらがないものを選びましょう。

②形

割れ目を中心に、左右対称にふくらんでいるものが良いです。
細長いものより、ふっくらして円形のものを選びましょう。

③重さ

ずっしりと重みを感じるものは、中身が詰まっています。
買う前に手に取ってみましょう。

 

 

すももは、完熟する前の状態でスーパーに売られていることもあります。
硬くて皮が青いものは新聞紙で包み、直射日光を避け風通しの良い所で追熟させましょう。
完熟したすももは日持ちしないので、なるべく早く食べ切ってくださいね。