環境スペース~スタッフブログ~

環境スペースのスタッフが、日々の出来事などを書いていきます。

現代の子どもは水が飲めない!?我が子の熱中症対策は大丈夫?

暑さが厳しく、子どもの熱中症が心配な親御さんも多いのでは?
最近「水が飲めない子ども」が増えているそうですが、みなさんのお子さんはいかがでしょうか。
環境スペーススタッフが子どもの頃は、学校でも家でも水道水をがぶ飲みしていたものですが…
今回は、水が飲めなくなってしまった現代の子どもたちについて調べてみました。

 

意外と多い!?水が飲めない子どもたち

最近の小学生は、味がついていない飲み物が苦手だといいます。
日常的にジュースやスポーツドリンク、甘い炭酸飲料を飲み、無味の水や常温の水は「飲めない」という子どもが多いとか。
おにぎりやカレーに合わせるのも水やお茶ではなく、コーラなどの甘い飲み物を選ぶようです。
熱中症対策には水分補給が大切ですが、スポーツドリンクやジュースを常飲すると糖分の摂り過ぎになってしまうおそれがあります。
脱水症状を起こした時、水が飲めないようでは命に関わる可能性も。
良く冷えた市販のミネラルウォーターなら飲めるという子どももいますが、緊急時は用意できない場合もあります。
抵抗力の弱い乳幼児期は、水道水をそのまま飲用させることを避けていた親御さんも多いはず。
しかしある程度成長したら、いざという時のために水道水や常温の水を飲めるようにしておくべきだと環境スペーススタッフは思いました。



幼稚園や小学校で「水を飲む訓練」も!?

近年、感染症対策のために水筒を持参させる学校が多くなりました。
水筒の中身は「水かお茶」と指定している学校がほとんどですが、子どもが水やお茶を飲めないので、仕方なくスポーツドリンクを持たせている親御さんもいます。
水筒を持っていくことが当たり前になり、子どもが蛇口から水を飲む光景が見られなくなりました。
水筒を持参させている学校側としても、今さら水道水を飲めとは言えない状況かもしれません。
これでは、ますます水離れが加速するでしょう。
水が苦手な子どもが多いことを懸念し、日頃から無味の水を飲めるように訓練する幼稚園・小学校も出始めているそうです。

 

水が飲めるようになる方法はある?

小さい頃からよく水を飲んでいた子は、水道水や常温の水にも抵抗がありません。
離乳食が始まるくらいのタイミングで、母乳やミルクの他に赤ちゃん用のミネラルウォーターも与えてみましょう。
水道水は6ヶ月頃から飲めますが、1歳を超えるまでは煮沸してから常温程度に冷まして飲ませるのが基本です。
冷たすぎるとお腹を冷やしてしまい、腹痛や下痢の原因になることも。
煮沸なしの水道水を飲んでも良いとされる年齢は決まっていませんが、小学生になる頃には少しずつ練習しておくと安心だと思います。
苦手な場合は無理に飲ませることはせず、ほうじ茶や麦茶などのカフェインの少ないお茶から始めてみても良いですね。
食事や水分補給の時は水かお茶にして、甘い飲み物の常飲は避けましょう。

 

子どもの水嫌いを克服するには、暑い季節がチャンスかも!
運動して汗をたっぷりかけば、自然と水が欲しくなるのでは?と環境スペーススタッフは思います。
ミネラルウォーターにも色々種類があるので、飲み比べてみるのも良いでしょう。