環境スペース~スタッフブログ~

環境スペースのスタッフが、日々の出来事などを書いていきます。

なぜバーは薄暗いの?実は色々な意図やメリットがあった!

お酒を楽しむ居酒屋やバーの照明は薄暗いことが多いですよね。
環境スペースには、女性を口説くなら薄暗いバーだと豪語しているスタッフもいます。
確かに、普通の蛍光灯を使っている雰囲気の良いバーってあまりないと思います。
なぜ、バーの照明は薄暗いのか調べてみました!

 

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■目の前の物が素敵に見える

 

蛍光灯の明かりは白っぽいので、食べ物や飲み物の本来の色合いがでません。
美味しそうに見せるなら太陽光に近い明かり、できればオレンジっぽい光がおすすめです。
そして照明が薄暗いと、視覚に入る手元の食べ物や飲み物がより魅力的に見える心理的な効果が期待できます。
確かに、同じお料理でも照明の良し悪しによって見え方は大きく変わりますよね。
バーや居酒屋の薄暗さはムードを演出するだけでなく、目の前の物を素敵に見せてくれる効果もあるのです。

 


■相手との距離が近くなる

 

薄暗い場所では自然と相手との距離が近くなります。
ある研究によると、明るい部屋と薄暗い部屋に入った男女のグループで、明るい部屋に入った男女グループはお互いに距離を取って当たり障りのない会話を続けたという結果が出ています。
対して、薄暗い部屋の男女グループはカップルが作られて距離感が縮まり、より個人的な会話をしたそうです。
バーや居酒屋はお酒を飲みながらコミュニケーションを楽しむ場所だから、照明が薄暗い方が相手との距離が近付いて良いようです。

 


■他人の目線が気にならない

 

人間は明るい方を見る習性がある生き物なので、明るい方を自然と見てしまいます。
もし、居酒屋やバーが明るければ他のお客さんからの視線が気になることもあるでしょう。
周囲が薄暗い状態だと、自分の目の前に収集中できるだけでなく、周囲からの視線も気になりにくいです。
居酒屋やバーは照明が薄暗いので、他人の視線を気にせずにリラックスできるでしょう。

 


■女性がキレイに見える

 

実は、女性にとっても薄暗い場所の方がキレイに見えるというメリットがあります。
薄暗い方がメイクや小じわなどが多少ごまかせるという部分もあるでしょう。
ただ、それだけではなく人間の目は暗い場所では瞳孔が開いて、ウルウルとした透明感のある目になるので魅力度がアップすると言われています。

 


薄暗くて落ち着くバーには、人間の心理や習性に合った仕掛けがあるんですね。
環境スペースのスタッフが、薄暗いバーで女性を口説くと言っていたのは実は理にかなっていたようです。