こまめな手洗いと消毒は安心安全のために欠かせませんが、代わりに手荒れを起こしやすくなってしまったという人も多いのではないでしょうか？
手軽にできるハンドケアの一つ「ハンドクリーム」は、塗り方やタイミングで効果が大きく変わります。
今回は保湿力が高まるハンドクリームの塗り方について環境スペースのスタッフが紹介しましょう。
■ハンドクリームはいつ塗る？
ハンドクリームを塗る目的は手肌に潤いを与えることです。
そのため、塗るタイミングは“手肌の乾燥を感じた時”と思いがちですが、実は乾燥が始まる前に予防として塗っておく方が効果を得やすいです。
具体的なタイミングはいつでしょう？
・手を洗ったあと
肌は水に触れると表面の油分が流れてしまい、乾燥しやすくなります。
特に今はこまめな手洗いをするために乾燥しやすいのですが、夏に肌が乾燥するという経験がなかった人が多く、ケアを忘れがちです。
そのため、知らないうちに慢性的な乾燥状態に陥りやすいです。
手洗いのあとは必ずハンドクリームで保湿してあげましょう。
・水仕事のあと
料理や洗い物、掃除など常に水に触れる状態は肌の乾燥が進みやすいため、ハンドケアが欠かせません。
「水仕事が続くとハンドクリームを塗るタイミングがない」「いちいちハンドクリームを塗りに行くのが面倒」という人向けに、水仕事の前に塗るタイプもあるので試してみてください。
・入浴後
手肌が温まっている入浴後も、熱と一緒に潤いまで逃げてしまうのでハンドケアが必要です。
このタイミングでハンドクリームを塗っておけば就寝時の乾燥も防げるのでおやすみ前の肌ケアの一つとして取り入れてみてください。
■正しい塗り方って？
ハンドクリームを塗るタイミングがわかったところで、正しい塗り方もマスターしていきましょう。
①手肌を清潔にする
汚れの残った肌にハンドクリームを塗っても成分が浸透しにくいため、まずは手肌を洗い、清潔な状態にします。
②化粧水で保湿
乾燥が進んだ手肌にはまず、化粧水で潤いを与えます。
手肌用にたっぷり惜しみなく使える化粧水を用意するのがおすすめです。
携帯用のスプレーボトルに詰めかえれば出先でも手軽に使えて便利です。
③ハンドクリームを“手の甲”に出す
ハンドクリームを手のひらに出すとベタつきの原因となるので必ず手の甲に出しましょう。
チューブタイプなら2～3cm、缶タイプなら1.5～2cmが目安です。
まずは両手の甲をすり合わせ、しっかり行き渡らせましょう。
④指と爪まで揉み込みながら伸ばす
指を1本ずつ、爪まで揉み込みながら丁寧に伸ばします。
手肌の乾燥は季節を問いません。
今から手肌のケア方法をマスターして秋冬シーズンに備えましょう。
