環境スペース~スタッフブログ~

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災害用の備蓄にピッタリ!ロングライフパンとは?

災害に備えて食料品や日用品を備蓄している人も多いでしょう。
しかし、食料品にはどうしても賞味期限があり、定期的にチェックして買い替えなければなりません。
そこで注目を集めているのが「ローリングストック」という備蓄方法です。
わざわざ備蓄用に買い揃えるのではなく、日常生活で使うものを多めにストックして、使った分だけを買い足せばいいので管理も簡単です。
今回は、損案ローリングストックにピッタリのパンについて環境スペースが解説しましょう。

 

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■ローリングストックにピッタリの「パン」とは?

傷みやすく数日で賞味期限が切れてしまうパンは、備蓄に向いている食料品とは言い難く、いくらストックを買い足すローリングストックでも、避けるべきでしょう。
しかし、調理をしなくてもいいうえに、暗闇の中でも難なく食べることのできるパンは、非常時にあれば心強い存在です。
そんなジレンマを解消したのが「ロングライフパン」と呼ばれる賞味期限の長いパンです。
メーカーやパンの種類によっても違ってきますが、ロングライフパンの賞味期限は1~3ヶ月ほどもあり、ローリングストックに加えても負担になりません。


■どうして賞味期限が長いの?

通常のパンの賞味期限はせいぜい2~3日といったところなので、「賞味期限が3ヶ月もあるパン」と聞いたら不審に思う人もいるでしょう。
でも決して、防腐剤や保存料などでごまかしているわけではありません。
ロングライフパンの驚異的な賞味期限は、「パネトーネ種」という酵母を使うことで実現しています。
私たちが普段口にする一般的なパンは、「イースト菌」を使って発酵させています。
イースト菌は短い発酵時間で済みますが、その分、傷むのも早いです。
一方のパネトーネ種は、発酵時間が長い代わりに微生物を発生させにくく、細菌の育成を抑えた傷みにくいパンが作れます。


■ロングライフパンの種類は?どこで買える?

ロングライフパンはいくつかのメーカーが発売していますが、通常のパンのようにスーパーで見かけることはほとんどありません。
購入する場合は、ネット通販が確実です。
プレーンなパンだけでなく、食事代わりになるボリュームのあるパンや、おやつ代わりになるような甘いパンもあるので、好みに合うものを見つけられます。
食感や味も通常のパンと遜色なく、しっとりとして食べやすいので小さな子どもや高齢者でも無理なく食べられると好評です。

 


備蓄用の食料品は、賞味期限の管理が意外と大変です。
ロングライフパンならローリングストックに加えても負担になりにくいので、一度試してみてはいかがでしょうか?