子どものころ、一度は考えるのが「将来なりたい職業」。
環境スペースのスタッフが子どものころは男の子なら野球選手や宇宙飛行士、女の子ならデザイナーやアイドルなど、夢のある職業を選ぶ子どもが多かった気がします。
令和の時代の憧れの職業事情を解説しましょう。
■子どもが憧れる職業No.1は？
子ども向けに行う「将来なりたい・憧れる職業」アンケートによると、様々な業種に注目していることがわかります。
まずはランキングを見てみましょう。
第1位：外交官
第2位：ユーチューバー
第3位：プロスポーツ選手
第4位：医師
第5位：イラストレーター
第6位：獣医師
第7位：ゲームクリエーター
第8位：美容師
第9位：宇宙飛行士
第10位：警察官
ユーチューバーやイラストレーター、ゲームクリエーターといった今風の職業がランクインしている一方で、外交官が1位ということに驚いた人も多いのではないでしょうか？
他にも医師や宇宙飛行士、警察官など、お堅いイメージの職業も含まれており、子どもながらに堅実な考えがあることがうかがえます。
今の子どもたちは、不況からなかなか抜け出せない日本経済を目の当たりにして育ってきたため、「夢を追いたい」けれど「手堅く稼ぎたい」という、相反した感情に揺り動かされているのかもしれません。
■男性が「やりがいがある」と感じる職業は？
では成人男性に人気の職業となるとどうでしょうか？
そのランキングは大きく変わります。
第1位：医師
第2位：パイロット
第3位：弁護士
第4位：公務員
第5位：システムエンジニア
一気に現実的かつ社会性の高い職業が増えました。
やはり社会に役立つ仕事、貢献度の高い仕事に人気が集中するようです。
憧れだけでは生活していけない現実を知っている成人男性ならではのランキングと言えるでしょう。
■女性が「やりがいがある」と感じる職業は？
では成人女性はどんなランキングになるのか、興味がわいてきますね。
さっそく見てみましょう。
第1位：MR
第2位：WEBデザイナー
第3位：広報・PR
第4位：コンサルタント
第5位：経理
男性とはまったく違うランキングになりましたね。
1位のMRとは、医療業界の営業職です。
1位のMRと、3位の広報・PR、4位のコンサルタント、この3つの職業の共通点は「人と関わる業種」ということです。
さらに、他の職業に比べると自由度が高く、家事や子育てとの両立を考えていることも男性との大きな違いといえるでしょう。
ブランクがあっても活躍しやすいWEBデザイナーやコンサルタントといったクリエイティブな専門職がランクインしているのも、その一端がうかがえます。
今回は人気・憧れの職業について子ども、男性、女性別にご紹介しました。
ランキングにはそれぞれの思いが浮き彫りになっている気がします。
みなさんはどのような職業に憧れましたか？
