環境スペース~スタッフブログ~

環境スペースのスタッフが、日々の出来事などを書いていきます。

アニスシードが女性に優しい?甘い香りで笑顔を取り戻そう

最近、友人から可愛い缶に入ったキャンディーをもらいました。
バラの良い香りがしてほんのり甘く、女性らしい優しい気分になれそう・・・。
友人曰く、ハーブティーなどを売っているお店で「ストレスに効く」と聞いて買ってきてくれたとのこと。
忙しくて余裕がないのを見透かされていたようです(^_^;)
成分を見てみると、「アニスシード」と書いてありました。
これが女性の悩みに良いそうなので、環境スペーススタッフが詳しい効能を調べてみることにしましょう。

 

 

アニスって?

アニスは、セリ科の植物です。
和名では「西洋茴香(セイヨウウイキョウ)」といい、原産地はギリシャやエジプトなどの地中海地域です。
高さ50cmほどの花茎に小さな白い花が集まっており、種に見える果実が「アニスシード」として香辛料などに使われています。
甘い香りはミイラの臭い消しにも用いられ、古代ギリシャ古代ローマでは母乳の出を良くしたり、胃もたれを解消したりするための薬草としても重宝されました。

 

アニスシードはあらゆる不調を改善する!?

環境スペーススタッフがもらったキャンディには、主に女性のためのハーブだと書かれていました。
バラの香りが女性ホルモンを上昇させる効果があることは知られていますが、アニスシードも女性に優しい成分だそう。
キャンディが溶けた後、最後に粒のようなものが口に残ります。
これがアニスシードなのですが、噛んでみると独特の香りとほんのりした苦味を感じました。
このアニスシードから採れる精油には「アネトール」という成分が含まれ、ホルモンの分泌を調節してくれる効能があるそうです。
女性の不調の原因の一つとして、ホルモンバランスの乱れがあります。
アネトールは乱れがちなホルモンバランスを整え、生理前などの心身の不調を穏やかにしてくれるでしょう。
さらに腸内に溜まったガスの排出や、痰の通りを良くして咳を鎮める効果があります。
女性だけでなく、便秘がちな人、風邪気味の人や喘息持ちの人にもおすすめのハーブです。

 

妊娠中・授乳中の女性は注意!

アニスシードのホルモンバランス調節効果は、妊婦や授乳中の女性に思わぬ副作用をもたらす可能性があります。
また、乳がん患者の方にも悪影響になる場合があるので摂取を避けましょう。
そのほか、乳幼児にも注意が必要なハーブだそうです。
欧米ではアニスシードを使ったお菓子がよく食べられていますが、食べ慣れていない小さなお子さんには積極的に与えない方が良いでしょう。


なんだかイライラする、生理前で気持ちが落ち込むという女性は、アニスシードを使ったお菓子やサプリメントを摂取してみてくださいね。
ハーブティのほか、肉や魚の料理の香りづけとしても使われています。
花も可愛らしいので、興味がある方は家庭菜園で育ててみてはいかがでしょうか。