環境スペース~スタッフブログ~

環境スペースのスタッフが、日々の出来事などを書いていきます。

秋は月見の季節

四季の中で、秋は月が綺麗に見える季節でもあります。
特に月が美しく見える「十五夜」に、お月見を楽しむ予定の方もいるのではないでしょうか?
しかし、十五夜がいつかわからないという方やお月見の作法について知らない方も多いでしょう。
今回環境スペースでは、お月見をより楽しむために十五夜についてをご紹介していきたいと思います。

まず、十五夜は「中秋の名月」とも呼ばれており、秋の真ん中に出る月という意味を持っています。
秋の真ん中とは、いつでしょうか?
旧暦では7~9月が秋とされていましたが、現在の新暦では1ヶ月以上のズレがあるため、「9月7日から10月8日までの間に満月が出る日」が十五夜とされています。

十五夜の歴史は、縄文時代まで遡ります。
日本では古代から月を神聖視していたこともあり、縄文時代にも月を愛でるような習わしがあったそうです。
十五夜の月見が盛んになっていったのは平安時代で、859年ごろに中国から伝わってきて貴族の間で広まっていきました。
その当時の十五夜のお月見はお酒を飲んだり、船上で詩歌などを楽しむ風流な催しのようでした。
貴族たちは空に浮かぶ月を眺めるのではなく、水面や盃につがれたお酒に映る月を眺めて愛でていました。

昔の十五夜は、すごく風流な催しだったのですね。
そんな十五夜を環境スペースで、一度は再現してみたいと思いました。