環境スペース~スタッフブログ~

環境スペースのスタッフが、日々の出来事などを書いていきます。

春の味覚を楽しもう!4月に採れる山菜たち

スーパーに並ぶ旬の野菜も美味しいですが、山で採れる山菜もおすすめです。
4月はこごみやわらびなど、高級食材として知られる山菜がたくさん採れる季節。
今回は見つけたらラッキーな美味しい山菜について、環境スペーススタッフがご紹介しましょう。

 

美味しいぜんまいの見分け方は?

シダ植物のぜんまいは北海道から沖縄まで広く自生しています。
若芽を食用としますが、アクが強いのでアク抜きが必要です。
一般的には乾燥させ、水で戻したものを料理に使います。
ぜんまいには雌雄があり、雌の方が茎が太めで葉の表面がつるつるして美味しいといわれていますよ。
山の斜面で簡単に見つかり、日当たりの良い場所にはたくさん生えているので探してみてくださいね。
綿毛がしっかり残って、葉が広がっていないものが美味しいです。
茎が太くて赤い色をしているものを採りましょう。
緑色のものは筋が多くて硬いので避けてください。
わらびにも似ていますが、ぜんまいは大きな芽が一つ、わらびは小さな芽が3つあるという違いがあります。

 

観葉植物としても人気!こごみ

鮮やかな緑色のこごみはクサソテツという植物です。
新芽を食べますが、色や形状の美しさから観葉植物としても売られています。
水はけが良くて湿気がある場所に自生し、平地でもよく見られるでしょう。
森の中より河川敷の方が見つかるかもしれません。
茎が太く、葉がしっかり巻かれているものを選ぶと美味しいですよ。
茎の部分に白く粉をふいたようになっているものは新鮮です。
あまり日持ちしないので、できるだけ早めに食べましょう。
さっと茹でてマヨネーズで食べるのが環境スペーススタッフのおすすめ。
アク抜きが必要ないので、簡単に調理できます。

日本のハーブを楽しもう!ヨモギ

全国各地の土手や野原で自生しているヨモギはお灸のもぐさとしても利用されています。
草餅や天ぷら、おひたしとしても食べられ、日本人になじみ深いハーブです。
多年草なので冬を越してきた硬い葉も残っていますが、食用になるのは新芽の部分だけ。
先から15~20cmくらい、指先で軽く摘み取れる葉を採取しましょう。
みずみずしい黄緑色の葉を残し、赤みがかっているところは取り除きます。
調理する際は下茹でしてから使ってくださいね。

 

 

山菜はその場所に生えているものを全て採ってしまうのはNGです。
雌雄に分かれているものはそれぞれ数本ずつ残しておかないと、次の年から新しい芽が出てこなくなってしまいます。
山の恵みに感謝して、食べる分だけをいただいてくださいね。