環境スペース~スタッフブログ~

環境スペースのスタッフが、日々の出来事などを書いていきます。

世界一幸せな動物!?「クオッカワラビー」に会いに行こう♪

可愛い動物に癒されたい・・・。
ちょっとお疲れ気味の環境スペースのスタッフが、自宅で動画を検索していると「世界一幸せな動物」を発見しました。
オーストラリアにしか生息しないとされている「クオッカワラビー」です。
つぶらな瞳とほほ笑んだような口元に、映像を見た環境スペースのスタッフの頬も緩みます・・・♪
今回は、見ている人間も幸せになりそうな「クオッカワラビー」についてご紹介します。

 


■「クオッカワラビー」って?ネズミにも見えるけど・・・

オーストラリアにしか生息しないといわれているクオッカワラビー。
小さな耳とふっくらとした頬は、ネズミにも似ています。
しかし、実はカンガルーやコアラの仲間に分類される「有袋類」の動物です。
低い木の芽や葉、草などを食べます。
1回の出産で1頭の子どもが産まれ、生後190日くらいまでは母親のお腹にある袋で育ちます。
正面から見てみるとコアラのようにも見えてくるかもしれません。


■笑っているの?幸せそうな顔の秘密

クオッカワラビーの魅力は、何といっても微笑んでいるようなその表情です。
もちろん、これは機嫌が良くてニコニコしているわけではありません。
クオッカワラビーの口は口角が上がったような形をしているため、角度によっては笑顔に見えるのです。
また、クオッカワラビーは好奇心旺盛で人懐っこい個体が多く、人間に寄ってくる子も。
オーストラリアでは、写真撮影をしている人のところへ集まってきて、一緒にカメラをのぞき込む子もいるそうです。
その姿はまるで人間の子どものよう・・・♪
つぶらな瞳がキラキラしていて、観光客やカメラに興味津々の様子です。
クオッカワラビーの笑顔や人懐っこさはSNSで人気となり、「世界一幸せな動物」と呼ばれるようになりました。


■オーストラリアに行くしかない?実は日本でも会える!

野生のクオッカワラビーは、オーストラリアの南西部ロットネスト島やバルド島などの湿地に行かないと出会えない動物でした。
しかし、現在はなんと日本でもクオッカワラビーに会うことができるようになったそうです!
埼玉県こども動物自然公園」では、2020年にオープンした展示スペースで実物のクオッカワラビーを見ることができます。
開園40周年を記念して特別に贈られたクオッカワラビーで、オーストラリア以外で生息しているのは世界でもここだけとのことです。
基本的に展示スペースのオープン中は自由に会いに行くことができますが、クオッカワラビーの体調や天候によっても公開スケジュールが変わります。
クオッカワラビーに会いたい人は、埼玉県こども動物自然公園のホームページをチェックしてくださいね。


映像でも可愛いクオッカワラビーですが、やっぱり実物を拝みたい・・・!
我慢できなくなった環境スペースのスタッフは、お休みの日に会いに行くそうです(笑)