「周りに誰もいないはずなのに、どこからか話し声がする」
「声が聞こえて振り返ったら、誰もいなかった」
という経験はありませんか？
人に話すと「霊感あるの？」と言われるかもしれませんが、全てがスピリチュアルな体験とは限りません。
ストレスや精神疾患が原因で、実際に鳴っていないはずの音が聞こえる「幻聴」が起こることがあります。
今回は、環境スペースが幻聴の改善法を調べてみました。
■幻聴が辛い！どうすれば治る？
軽い幻聴の場合は、リラックスすることで改善されることもあります。
耳鳴りや話し声が聞こえてきたら、好きな音楽を聴くと良いでしょう。
ゆっくりお風呂に入るのも、環境スペースのおすすめです。
ぬるめのお湯に浸かれば、副交感神経が優位になりリラックスできます。
しかし、幻聴が頻繁に起こるようになると、自分の気持ち次第では改善できないかもしれません。
特に精神疾患がある人、強いストレスから幻聴の症状が出始めた人は、早めに精神科へ相談しましょう。
■心霊現象ではないかも・・・脳の処理機能ミス
自分だけが聞こえる音に気が付くと、
「霊感が強くなったのかも！」
「もしかして呪われてる！？」
と怖くなってしまいますよね。
しかし、ストレスを抱えたり精神的な病気にかかっていたりすると、誰にも聞こえない音が聞こえてしまうことはよくあるそうです。
精神科クリニックや心理カウンセラーを訪れる子どもの10人に1人は、幻聴の経験があるといわれています。
その子たちは生まれつき霊感があるとか、心霊現象に悩まされているわけではありません。
その子の特性やその時の精神状態によって、幻聴が引き起こされることも分かっています。
多くは脳の処理機能が上手くいっていないことが原因だとされ、ストレスが引き金となっているでしょう。
■どんな時に幻聴が起こる？うつ病の症状にも
幻聴は、強いストレスを感じた時に起こります。
悲しみや怒り、または危険な目に遭った時に耳鳴りや人の話し声が聞こえることがあるそうです。
人によっては、具合が悪い時やなかなか眠れない時に症状が出ることも。
発達障害や適応障害、うつ病の人にも起こる可能性が高いでしょう。
また、アルコール依存症患者や違法ドラッグ使用者が訴える症状にも、幻聴が挙げられています。
幻聴があると言うと周りから怖がられるため、なかなか言い出せない人もいます。
しかし、適切に治療すれば、すぐに改善できる場合も多いでしょう。
霊感があると決めつけずに、医療機関へ相談してみてくださいね。
