環境スペース~スタッフブログ~

環境スペースのスタッフが、日々の出来事などを書いていきます。

明日誰かに話したくなる!4月の風物詩をご紹介

全国で桜が咲き始め、春らしい穏やかな気候になってきました。
どこからか花の良い香りが漂ってきて何とも心地よい気分になります。
外を散歩したり、お花見をしたりするのも楽しい季節ですね。
今回は環境スペーススタッフが4月を楽しむための風物詩やイベントについて調べてみました。

 

4月は和名で「卯月」、英語では「April」

旧暦4月は「卯月(うづき)」と呼ばれ、現在の4月も同じ和名となっています。
ウヅキ=卯の花が咲く季節が由来だとか。
英語ではギリシャ神話の女神アフロディーテの異名Apruから「April」と名付けられました。
アフロディーテは美と愛の女神として有名ですが、春を司る神様でもあります。

 


4月1日はエイプリルフール

4月1日は嘘をついても良い日とされていますが、いつから始まったのか定かではありません。
古代ローマが起源とか、インドの仏教から生まれたとか、ヨーロッパで新暦派の人々が旧暦派の人たちをバカにして偽のパーティー招待状を送ったという逸話から来ているというさまざまな説があるそうです。
日本では大正時代に欧米から伝わり、「4月馬鹿」という言葉で浸透しました。
現代では企業が偽の公式情報を発表したり、ユーモアのある嘘をSNSで公開したりするなどの文化が生まれています。
個人的に嘘をつきあって楽しむ人もいますが、毎年大手企業から出される「ありそうでなさそうな商品」の発表を心待ちにしている人もいるとか。
例えば2023年のエイプリルフールにはケンタッキーフライドチキン社がチキンの自動販売機を導入すると嘘の発表をしました。
他にも、お菓子メーカー各社がリアルな写真とともに偽の新商品をSNS投稿し、大きな話題を呼んでいます。


日光市の奇祭「強飯式」

栃木県日光市では輪王寺で4月2日に「強飯式(ごうはんしき)」という奇祭が催されます。
これは頂戴人(ちょうだいにん)に山盛りのご飯が振舞われ、山伏から「もっと食べろ!」と責められるというお祭りです。
これはれっきとした修験道の儀式のひとつで、頂戴人は無病息災や厄除け、商売繁盛などの御利益をいただけるそうですよ。
頂戴人が持たされる大きな盃にはなみなみと酒が注がれ、ご飯は3升も用意されます。
さらに日光名物の食材や珍味なども並べられるとか。
ご飯は75杯、米一粒たりとも残さず食えと責められ、頂戴人は「勘弁してくれ!」と言いながらひれ伏します。
すると山伏は頂戴人の頭にご飯を乗せ、これで儀式の終了となるわけです。
実際にはご飯を食べることはなく、最後にしゃもじの形をしたお札、福米といわれるお米を持ち帰ります。
このお米を炊いて家族と食べれば福を分け合うことができるそうです。

 

環境スペーススタッフは今回初めてエイプリルフールの由来や強飯式について知りました。
それにしても日本には面白いお祭りがたくさんありますね。
興味がある人は、他にも色々調べてみてください。
新しい人間関係が広がる4月、会話のネタになることうけあいですよ♪