環境スペース~スタッフブログ~

環境スペースのスタッフが、日々の出来事などを書いていきます。

4月の風物詩を楽しもう♪華やかなお祭りも開催

そろそろお花見の予定を立てようかな~と思っている環境スペーススタッフです。
4月は桜だけでなく、さまざまな植物が花を咲かせる時期ですね。
お天気の良い日はお散歩やピクニックをしたくなります。
今回は環境スペーススタッフが4月の風物詩と参加してみたい行事についてご紹介しましょう。

 

どうして4月は卯月というの?

4月は、和名で「卯月(うづき)」といいます。
この「卯」はウサギのことでははなく、ウツギの木の別名である卯(う)の花が咲く月という説が一般的です。
十二支の4番目が卯(ウサギ)だという説もありますが、みなさんはどちらだと思いますか?
ちなみに卯の花は雪ウサギのように真っ白で可愛らしい花です。
北海道から奄美大島まで広く生育する植物なのでぜひ探してみてくださいね。


沖縄の大切なお祭り「清明祭」

沖縄では、二十四節気清明(せいめい)から穀雨(こくう)が始まる前日までに「清明祭(シーミー)」と呼ばれるお祭りが開催されます。
2024年は4月4日から4月18日の日程となります。
他の地域で言うところのお墓参りに当たりますが、もっと豪華で盛大に行われるとか。
チュクンと呼ばれる重箱には、おもちやかまぼこ、肉などのお供え物のおかずが御三味(ウサンミ)として並べられます。
他にも果物やお菓子の盛り合わせ、墓前に供える花、金属製のボウルに水を張って月桃の葉を浮かべた火鉢(カビバーチ)など、多くのお墓参り道具を用意しなければなりません。
お墓参りの仕方も独特です。
まず墓地を守る神様にご挨拶し、お酒を供えたり線香を灯したりします。
その後で墓前で参拝し、最後は墓守の神やご先祖様とお食事をするという長丁場になります。
御三味(ウサンミ)の供え方など、清明祭にはしきたりがたくさんあるので一度で覚えるのは大変かも。
線香も他の地域ではなじみのないものばかりなので、珍しいと思います。
沖縄の方と結婚された方はぜひ参加してみてくださいね。

 

お釈迦様の誕生日を祝おう「花まつり

4月8日に行われる花まつりは「灌仏会(かんぶつえ)」と呼ばれるお釈迦様の生誕供養祭です。
花御堂にお釈迦様が生まれた時の姿をかたどった「誕生仏」を安置し、参拝者が甘茶を注ぎます。
体を清め、子どもの健康や祈願成就などの意味があるとか。
昔は虫よけやおまじないとしても行われました。
甘茶はアマチャという木から作られるお茶で、砂糖を加えた紅茶のような味わいだともいわれています。
花まつりでは稚児行列のほか、お釈迦様を運んできたと伝えられる白い像の置物が設置されることもあるそうです。
全国各地で開催されているお祭りなので機会があればぜひ参加してみましょう。

 

4月は華やかで楽しいお祭りが各地で開催されます。
観光のついでに参加すれば旅の思い出にもなりますよ。