環境スペース~スタッフブログ~

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アイスの4つの種類と賞味期限について

暑い季節に思わず食べたくなってしまうのがアイスですよね。
しかし、アイスにはいくつかの種類があることを知っていますか?。
アイスクリーム、アイスミルク、ラクトアイス、氷菓の4つに種類は分かれ、含まれている成分によってそれぞれ分類されています。
今回の記事では、アイスの種類と賞味期限についてを環境スペーススタッフが紹介していきましょう。


■アイスの種類の違いについて
アイスは、味のバラエティが豊富で、あっさりとした味のものから濃厚なものまであり、食感などもその商品によって異なりますよね。
そんなアイスには、実は規格があり、アイスの種類は厚生労働省によって4つの種類に分けられているのです。
その分類の仕方は、アイスに含まれている「乳固形分」と「乳脂肪分」の量によって決まります。

乳固形分とは、乳製品から水分を除いた成分のことを指し、乳脂肪分は、乳固形分に含まれている脂肪のことを指します。


■種類は4つに分けられる
①アイスクリーム
乳固形分:15.0%以上、うち乳脂肪分:8.0%以上
乳固形分と乳脂肪分が多く含まれており、

②アイスミルク
乳固形分:10%以上、乳脂肪分:3%以上
アイスクリームよりも乳固形分も乳脂肪分も少なく、乳成分は牛乳と同じくらい含まれています。
植物油脂が使われている場合もあります。

ラクトアイス
乳固形分:3%以上
アイスミルクよりも乳固形分がより少なく、植物油脂が使われる場合もあります。

氷菓
乳固形分が殆どないか、入っていないものを氷菓と呼び、かき氷や果汁などを凍らせたアイスキャンディーがこの部類に入ります。


■アイスの賞味期限って?
アイスクリームの箱には賞味期限が表示されていませんが、アイスには賞味期限がないのでしょうか?
アイスは配送中やショーケースなどでは冷凍で保存されているので、適切に温度管理を行っていれば、品質は劣化しません。
その為、とても長期で保存することができるので、アイスには賞味期限の表記がされていないのです。

温度管理を適切に行うには、「-18℃以下」で管理することが大切で、家庭の冷凍庫で保存をする場合は、とびらの開閉で温度が大きく変化してしまうこともあります。
そうすると品質が落ちてしまう可能性があるので、早めに食べた方が美味しく食べることができますよ♪


また、温度変化によってアイスが溶けてしまった場合は、本来の風味や口どけなどが損なわれ、品質が落ちてしまうので溶けたアイスの再冷凍はおすすめできません。