環境スペース~スタッフブログ~

環境スペースのスタッフが、日々の出来事などを書いていきます。

リラックス効果を高めるお風呂の入浴方法って?

秋が近付き、寒くなってきましたよね。
夏にはシャワーで済ませていた人は、そろそろお風呂が恋しい時期なのではないでしょうか?
そんなお風呂には、1日の疲れを解消して癒してくれる効果があります。
今回の記事では環境スペーススタッフがおすすめの入浴方法をいくつか紹介しますね。


■入浴の主な効果とは?
入浴には、3大効果とよばれる「静水圧」、「浮力」、「温熱」という3つの効果があります。

・静水圧
入浴中に体にかかっている水圧を静水圧と言い、静水圧による負荷を考えて入浴しましょう。
みぞおちからバストくらいまでの水位の高さで入浴すると体に負担がありません。
お湯に浸かっている腹部や下肢は、静水圧によってリンパ管や静脈が圧迫されますが、お湯からでると静水圧から解放されて全身の血行が良くなります。

・浮力
水中では浮力によって体が軽くなりますよね。
普段なら痛くて体を動かしにくいような場所も、お湯の中であれば間接の負担が減って曲げ伸ばしがしやすくなるのです。
浮力を利用して毎日少しずつ筋力を伸ばしていくのも良いでしょう。

・温熱
お風呂に何度のお湯で入浴するかは非常に重要です。
間違った入浴方法をすると、脳卒中で倒れてしまう可能性も否めません。
自分の体温の5℃以上高いお湯だと、自律神経の一部である交感神経が刺激されることで体や脳が興奮状態に陥り、危険です。
43℃ほどのお湯に10分間入浴する程度であれば、乳酸を取り除いて体に溜まった筋肉の疲れを解消してくれますが、長時間の入浴は避けましょう。
自分の体温の2~4℃程高いゆるめのお湯なら、副交感神経が働き、リフレッシュすることができるので、38℃~40℃のお湯が環境スペースのおすすめですよ。


■半身浴と反復浴で3大効果を活かそう
・半身浴
みぞおちより下の下半身だけお湯に浸かるように入浴する方法。
肩が冷えないように、ホットタオルを肩にかけて温めながら20分程入浴すると、心臓の働きを高め、疲労回復やむくみ、冷え症、不眠などを解消してくれますよ。

・反復浴
全身しっかり湯船につかりたい人や半身浴が苦手な人には反復浴がおすすめです。
1度に続けて20分入浴するのではなく、何回に分けてこまめに入浴する方法。
新陳代謝を高め、血行を良くしてくれてくれる他に、保湿効果や湯冷めがしにくいという効果がありますよ。


これから寒くなるので、紹介した入浴方法で効果的にお風呂に入って疲労回復やリラックススしてみてはいかがでしょうか?