環境スペース~スタッフブログ~

環境スペースのスタッフが、日々の出来事などを書いていきます。

母の日の由来を知っていますか?

5月の第2日曜日は母の日で、毎年この時期になると何をプレゼントしようか迷う人も多いのではないでしょうか。
母の日には、プレゼントだったりカーネーションを贈るなど、日ごろの感謝の気持ちを形に変えて伝える人が多いと思います。
環境スペースのスタッフも、この時期になるとみんな何をプレゼントしようかとお互いに色んな案を出し合って相談しています。
そもそも母の日は、どのような理由でつくいられたのでしょうか。


■母の日ができた理由は?

母の日ができた理由には諸説あります。
中でも、環境スペーススタッフが注目したのが、ギリシャ時代に行われていた春祭りが由来だとされている説です。
この春祭りは、神々に母として知られるリーア(ヘラ神)に感謝するお祭りでした。
他にも、アメリカでアンナ・ジャービスという女性が、亡くなった母への追悼の気持ちを捧げようと、フィラデルフィアの教会でカーネーションの配ったのがきっかけだとされています。
母の日の由来には、多くの説がありこれ!と決めることはできませんが、いずれも母に対する感謝の気持ちを伝えたいというのは同じだということが分かります。


■母の日が5月の第二日曜日になったのはいつから?

日本で5月の第2日曜日が母の日と決められたのは、明治時代の終りごろでした。
当初は、教会で母の日を祝う行事として始まりましたが、その後徐々に広まり、現在のような形になりました。
昭和の始めごろは、3月6日の皇后さまの誕生日が母の日でしたが、戦後になると公式に5月の第2日曜日を母の日として制定されたのです。


■なぜカーネーションになったの?

母の日にカーネーションを贈るのはなぜだか考えたことはありますか?
近年は、カーネーションの種類も増え、形や色も様々で好みに合ったものを選ぶことができます。
母の日にカーネーションを贈るようになったのは、母の日の由来でもお話したアンナ・ジャービスが、カーネーションを配ったのは始まりです。
この時、配ったのはアンナの母が好きだった白いカーネーションでした。
しかし、まだ生きている母親たちと亡くなった母親を一緒にするのは良くないとアンナは考え、亡き母には白いカーネーションを贈り生きている母親には赤いカーネーションを贈るようにしたのです。
その後、生死で色を分けるのは良くないということから、赤いカーネーションを贈ることで統一されるようになりました。

 


母の日は、感謝の気持ちを伝えるいいきっかっけとなる日でもあります。
日ごろ照れくさくで言えない感謝の気持ちを、カーネーションの花と一緒に伝えてみてはいかがでしょうか。