環境スペース~スタッフブログ~

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飲む芸術品!?女性に嬉しい効果もある「花茶」とは?

みなさんは「花茶」って知っていますか?
主に中国で発展した、花を使ったお茶のことです。
香りがよく、見た目にも華やかなので宮廷や女性たちの間で好まれていました。
今回は、いつもと違うお茶を楽しみたい人におすすめの花茶を環境スペースがご紹介します♪

 


■「花茶」ってどんなもの?

お茶に花の香りをつけたもの、乾燥させた花をお茶とブレンドしたものがあります。
日本でもよく売られている「ジャスミン茶」もその1つで、中国名だと「茉莉花茶(まつりかちゃ)」と呼ばれます。
緑茶や紅茶のほか、お茶の分類上では「青茶」と呼ばれる烏龍茶も花茶によく使われるお茶です。
中国の北の方は茶葉が取れないため、新鮮なお茶はなかなか手に入りませんでした。
質が悪く古いお茶しか手に入らない昔の人は、なんとかおいしくしたいと考えて「よい香りの花を入れてみよう」と思いつきます。
こうして花茶が作られるようになりました。


ジャスミン茶以外にも♪良い香りのする花茶

ジャスミン茶の香りはリラックス効果や脂肪燃焼効果があり、ダイエットに効果的だといわれています。
中国の女傑、西太后も愛飲したというのも納得ですね。
その他にもこんな花茶が環境スペースのおすすめです♪

・柚子花茶(ゆずはなちゃ)
柚子の花を入れたお茶で、香りが長く続きます。
肝機能を高め、胃腸の機能を正常化します。
ストレス・痛みの緩和、目の疲れ解消などたくさんの効果があり、何となく調子が悪いという時に飲むとスッキリします。

・桂花茶(けいかちゃ)
オレンジのような甘酸っぱい香りが広がる、キンモクセイのお茶です。
渋みがあるため、ハチミツを入れて飲むと良いでしょう。
内臓が疲れている時、目の疲れを感じた時に飲んでみてください。

・めいくい花茶
バラ科の「ハマナス」という花でできたお茶です。
香りだけでなく、色や形も美しいため女性に好まれてきました。
ビタミンCが豊富に含まれ、美肌効果や貧血防止にも効果的です。
バラのような強い香りなので、昔の女性は口臭を軽減するためにも飲んでいました。

・菊花茶(菊花茶
小菊の花を乾燥させた、少し独特な香りがするお茶です。
香りや味を楽しむというより、漢方薬として飲まれてきました。
現在でも、中国では風邪のひき始め、便秘の時などによく飲まれます。
味や香りが苦手な人も多いので、緑茶や烏龍茶にブレンドされているものの方が飲みやすいでしょう。


お湯を入れると、ゆっくりと花開くようにして香りが広がる花茶
蓋の付いた白い茶器が使われることが一般的ですが、見た目にも美しい花茶はぜひ透明なガラス製の茶器を使うのが環境スペースのおすすめですよ♪