環境スペース~スタッフブログ~

環境スペースのスタッフが、日々の出来事などを書いていきます。

不機嫌オーラは伝染する!?「フキハラ」に注意

環境スペーススタッフは先日、夫から「どうしてそんなに不機嫌なの?」と問い詰められてしまいました。
自分では意識していなかったのですが、子どもがご飯を残したり人間関係が上手くいかなかったりして、知らず知らずのうちに怖い顔になっていたようです。
そんなの私の勝手でしょと反論しかけましたが、ママが不機嫌だと夫も子ども達も楽しくないよね・・・と思って反省しました。
自分の感情をコントロールできない人は、周りにも悪影響を及ぼしかねません。
今回は、環境スペーススタッフが不機嫌オーラをまき散らかす「フキハラ」について解説しましょう。


■「フキハラ」って?他人の不機嫌は他者にもダメージを与える

あからさまに不機嫌な態度を取ったりクレームを言ったりすると、周りの雰囲気まで悪くなります。
これは不機嫌ハラスメント、「フキハラ」と呼ばれています。
クレームを言われている人はもちろん、その周りにいる無関係の人にもストレスを与えてしまうって知っていましたか?
ある実験で、クレームの電話をかけている人の隣に全く無関係の人を座らせてストレス度を測定してみました。
すると時間の経過とともにストレス度が強くなっていき、物理的に距離を取った後もしばらく収まりませんでした。
ネガティブな感情はクレームを言っている人から無関係の他人に伝染し、ストレスとなってその人の感情に残ってしまうのです。

 


■当事者がすっきりしてもフキハラ被害者は・・・

また別の実験では、配達を依頼した荷物がなかなか届かなくてイライラしている人と、全く無関係の人を同じ部屋で過ごさせていました。
荷物が届かない当事者はイライラを募らせ、無関係の他人のストレスも最高潮に。
5分後、荷物が届けられるとどうなったでしょうか。
先ほどまでイライラしていた当事者は荷物を受け取ると、ストレス度が徐々に低下していき、最後には完全に不機嫌が治ってしまいました。
ところがそばにいた無関係の人は、ストレス度が高いまま。
自分は何も困っていないのにも関わらず、他人の不機嫌のせいでモヤモヤした気分を抱えたままになっています。
イライラの原因が解消されても、フキハラされた側のストレスは尾を引いてしまうでしょう。


■家庭内感染に要注意!

仕事だけの関係であれば、職場を離れてアフター5を満喫し、友人と愚痴を言い合えばフキハラによるストレスは解消されるかもしれません。
しかし、家庭内でフキハラをされてしまうと、翌日以降もストレスを抱えたままになってしまうでしょう。
家庭はリラックスし、心と体を休ませる場所でなくてはいけません。
夫婦や家族が一緒にいる時間が長い、長期休暇や年末年始には特に注意しましょう。
誰かが不機嫌になっていると感じても、受け流せる余裕を持ちましょう。
フキハラをしてしまう側の人は、ネガティブな感情を持ったら一旦その場を離れてみるのも環境スペーススタッフのおすすめです。


フキハラをしがちな人は、自分で自分の機嫌を取れる方法を考えてみましょう。
他人に八つ当たりしても、何も解決しません。
環境スペーススタッフは、どんなママでも大好きだと言ってくれる子ども達と思いっきり外で遊んでストレス解消したいと思います♪