環境スペース~スタッフブログ~

環境スペースのスタッフが、日々の出来事などを書いていきます。

今年も忘れていない?父の日だって素敵な由来がある

毎年5月の母の日には、実家の母にお花を贈っている環境スペーススタッフです。
あれ?でも・・・そういえば父の日って何もしていない・・・。
母の日があれば父の日もあると知ってはいますが、なんとなく印象が薄いかも。
周りに聞いてみると、「母の日はプレゼントをあげるけど、父の日なんて何もしないよ」という人が多くいました。
お父さんたちには、ちょっとかわいそうな話ですね(^_^;)
今回は父の日の由来と、プレゼントとして贈るものを環境スペーススタッフが調べてみることにしました。


■父の日って?2023年は6月18日

父の日は毎年6月第3日曜日です。
年によって日にちが前後しますが、今年は6月18日ですね。
母の日と同じく、お父さんに日頃の感謝を伝える日なのですが、なんとなく忘れられがちです(^_^;)
この日が誕生したのは、アメリカ人の女性の行動がきっかけだったとか。
ソノラという女性には、軍人の父親がいました。
父親は戦争から帰ってくると、男手一つで6人の子ども達を育て上げます。
末っ子のソノラは、ある日教会で母の日があることを知りました。
「母の日があるなら、父に感謝を伝える日があるべきだ!」
こう思ったソノラは、牧師協会へ父の日を作ってほしいと嘆願します。
そしてその思いを受け止めた牧師協会は、1910年6月19日に初めて父親を讃える式典を開催することに。
これが父の日の発祥です。

 

父の日


■なかなか浸透しない父の日・・・。

初めての式典が開催されたものの、父の日はなかなか一般的な行事にはなりませんでした。
多くの人に知られるようになったのは、1916年の式典で当時のアメリカ大統領ウィルソンが演説を行ったことがきっかけになります。
その後、1966年にはジョンソン大統領が「父の日を称賛するべきだ」という大統領告示を発し、6月の第3日曜を「父の日」と定めました。
実際に記念日として制定されたのは1972年のことで、ソノラが声を挙げてから63年もの月日が経っていました。
日本に父の日が入ってきたのは1950年頃、デパートなどで父の日フェアが始まったのは1980年代になってからだといわれています。
母の日に比べて浸透のスピードが遅いのは・・・。
まあ理由は深掘りしないでおきましょうか(^_^;)


■何をあげるべき?母の日はカーネーションだけど・・・

母の日にはカーネーションを贈るのが一般的です。
今はスイーツやファッションアイテムを贈る人も多いと環境スペーススタッフは思います。
父の日は何を贈るのでしょうか。
アメリカでは、バラが一般的です。
お元気であれば赤いバラを、お父さんが亡くなっている場合は白いバラを贈るとか。
日本では父の日に「黄色いリボンキャンペーン」を行なったことがあるため、今でも黄色のバラを贈る人が多いそうです。
ただ、デパートなどの特設会場にはワイシャツやパジャマ、ネクタイなども販売されているので、これらのファッションアイテムを贈る人も多いでしょう。


どんなプレゼントでも、「父の日も忘れていなかった」ということだけで喜んでくれるかもしれませんね(笑)
日頃の感謝を伝えるのが恥ずかしいお父さんへ、今年は環境スペーススタッフも何か贈ろうと思います(*^^*)