環境スペース~スタッフブログ~

環境スペースのスタッフが、日々の出来事などを書いていきます。

簡単だけど待ち遠しい?自家製梅酒を作ってみよう♪

「6月は梅仕事」という言葉があります。
梅酒や梅干しを作るのにぴったりの季節ですね。
環境スペースのスタッフも、毎年梅酒を漬けています。
その年の梅によって味わいが少しずつ違い、漬けている年数で味の変化が楽しめる梅酒。
長く保存しておけるので、3年物、長ければ10年物の自家製梅酒を持っている人もいます。
今回は環境スペースのスタッフが、初心者でも簡単に作れる梅酒の作り方をご紹介しましょう。

 


■用意するものは?梅は傷に注意

梅酒作りに必要なのは、梅の実と氷砂糖、焼酎、大きめの瓶です。
梅の実はなるべく傷がないものを選ぶのがポイントです。
多少茶色っぽくなっても漬けられますが、大きな傷が付いているものは避けておきましょう。
割れ目が入っているものは傷みやすいので、梅酒よりも甘露煮にするのが環境スペースのおすすめです。
氷砂糖は、梅の重さの50~80%を用意しましょう。
ラニュー糖や金平糖で作る人もいます。
焼酎は梅の味を邪魔しないホワイトリカーや果実酒用のお酒が一般的ですが、ブランデーや日本酒でも漬けることが可能です。
ただし、アルコール度数は35%以上のものを使用しましょう。
瓶は梅と氷砂糖が十分入る大きさの保存用のものがおすすめです。
よく洗って熱湯やアルコールで消毒しておいてくださいね。


■まずは梅のおへそを取ろう!冷凍するとエキスがたっぷり

青梅の場合は、水に4時間程漬けてあく抜きをします。
完熟梅や南高梅は傷みやすいので水に漬けないようにしましょう。
梅を洗ったら、水分をよくふき取り、おへそ(ヘタ)を取り除きます。
爪楊枝を使うと折れやすいので、竹串が環境スペースのおすすめです。
すぐに梅酒作りをしない場合は、保存袋に入れて冷凍しておくと良いでしょう。
冷凍すると梅の細胞が壊れ、梅酒にした時にエキスが出やすくなります。


■梅と氷砂糖を交互に!お酒を入れたら完成!

梅の用意ができたら、瓶に梅と氷砂糖を交互に敷き詰めていきます。
一番下に梅、その上に氷砂糖・・・と順番に入れていきましょう。
全て入れ終えたら、その上から焼酎などを静かに注ぎます。
あとはしっかりと蓋をしめて、冷暗所に置いておきましょう。
氷砂糖が溶けるまでは、2~3日に1回程度、蓋をしたまま瓶をぐるぐる回してください。
3ヶ月くらい経つと氷砂糖も溶けて、梅のエキスが出てきます。
その頃には梅酒として飲むことができますが、よりコクが欲しい人は1年くらい待ってみましょう。
3年くらい経つと深みや甘みが出てきておいしいですよ♪


自家製の梅酒はゆっくり飲むのが、環境スペースのスタッフのおすすめです。
時間とともに熟成が進み、毎年違った味わいが楽しめます。
おいしすぎてすぐ飲み切ってしまわないように注意してくださいね♪