環境スペース~スタッフブログ~

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手首・指が痛い!腱鞘炎の原因とは?予防法と改善法を解説

事務仕事をしていると、指の付け根が痛くなったり、腫れているように感じたりすることはありませんか?
パソコンだけでなく、スマホの使用でも腱鞘炎になる人が増えています。
最近は腱鞘炎の一種である「ドケルバン病」を発症する人が急増中で、タレントがこの病気を患っているとブログで公開し話題になりました。
今回は環境スペースが、腱鞘炎の予防法や改善法について解説しましょう。

 

腱鞘炎の原因は?子育て中のママも要注意!

腱鞘(けんしょう)とは、骨と筋肉をつなぐ腱のまわりにある組織です。
腱がスムーズに動くよう、滑車のようになって支えています。
腱鞘炎は、腱と腱鞘がこすれ合うことにより炎症が起こった状態です。
親指の付け根にある腱と腱鞘の間に炎症が起こることを「ドケルバン病」といい、親指を曲げたり伸ばしたりする時に手首が痛くなります。
酷くなると手の甲が腫れることもあり、物を持ったり指を動かしたりしなくても痛むようになるので注意しましょう。
特にスマホを長時間使用する人に起こりやすく、赤ちゃんを頻繁に抱っこするママにも患者さんが多い病気です。
特に新生児期から乳児期の赤ちゃんは、親指を使って首やお尻を支えるようにして抱っこします。
親指に強い力が加わるため、手のひら全体を使って荷物を持ち上げるよりも腱鞘炎が起こりやすい状態になっています。
ママだけでなく、沐浴を担当するパパ、子育てをサポートしてくれるおじいちゃん・おばあちゃんも発症することがあるので気を付けてくださいね。

 

腱鞘炎

腱鞘炎を起こさないようにするには?

腱鞘炎の主な原因は、手や指の使い過ぎだといわれています。
パソコンを長時間使用する仕事の人やスマホゲームをする人は、腱鞘炎になりやすいです。
そのほかスポーツ選手やピアニストなどの楽器を演奏する人にもリスクがあるでしょう。
腱鞘炎を予防するには、手や指をあまり動かさないことが一番です。
しかし、仕事を変える、なるべく赤ちゃんを抱っこしないようにする、というわけにはいきませんよね。
パソコンやスマホを使う人は長時間の作業を避け、時々休憩しましょう。
手首の下にクッションを敷くと負担を軽減することができます。
スマホは片手で持たず、両手で持つようにすると負荷が分散されますよ。
産後のママは腱鞘炎になりやすいので、できるだけ家族と家事・育児を分担し、手首に負担がかからないような抱っこの仕方を探してみてくださいね。

 

腱鞘炎かな?と思ったら

手指に痛みを感じたり、熱を持ったりしているなと思ったら、腱鞘炎の初期症状である可能性があります。
環境スペースのおすすめはアイシングです。
保冷剤をタオルなどに包んで当てたり、湿布を貼ったりするのも良いでしょう。
スポーツの後で痛みを感じたら、スプレータイプのアイシング剤も効果的です。
それでも痛みが引かない、動かしにくさや腫れがあると感じたら整形外科を受診しましょう。


腱鞘炎は、治ったと思っても再発する可能性があります。
長時間のデスクワークで手指に痛みが出やすい人、重いものを持ったり手指を動かしたりすることが多い人は時々休憩しましょう。
必要な時以外はなるべく手指を安静にして、スマホの使用は控えめに♪