環境スペース~スタッフブログ~

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お餅による窒息死を防ぐには?

冬に食べる機会が多い食べ物と言えば、お餅ですよね。
お餅を喉に詰まらせたことによる事故は、毎年多く発生しています。
事故を防ぐためには、どのように対策をしたら良いのでしょうか?
今回の記事では、お餅による窒息死を防ぐ方法を環境スペーススタッフが考えてみました。

 

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■お餅による窒息死を防ぐには?

毎年、12月・1月になるとお餅を喉に詰まらせたことによる事故が多く発生しています。
1月にお餅を食べて窒息死をする方は、1300人とも言われています。
約9割が65歳以上の高齢者で、80代が最も多いです。
お餅を喉に詰まらせてしまうと、空気の通り道が塞がってしまうため、呼吸ができなくなり、窒息死する危険性が高くなってしまいます。
お餅を喉に詰まらせて窒息死しないためには、以下の対策方法をとりましょう。

 

①お餅を小さく切る
お餅をそのままの大きさで食べてしまうと、喉にお餅が詰まりやすく、気道が塞がりやすいです。
お餅を食べる時は、喉に詰まらないように小さめにお餅を切ってから食べるのがポイントです。

 

②ゆっくり噛む
お餅を急いで食べると、窒息死のもとになってしまいます。
お餅を食べる時は、ゆっくり噛んでくださいね。

 

③お茶を飲んでからお餅を食べる
喉が渇いている状態でお餅を食べると、お餅が喉に張り付いて喉に詰まる原因となります。
お餅を食べる前にお茶を飲んで喉の渇きを潤すことで、喉に張り付くのを軽減させることができますよ。

 

④1人でお餅を食べない
1人でお餅を食べて喉にお餅を詰まらせてしまうと、誰にも気づいてもらうことができません。
窒息死を防ぐためには、必ず誰かと一緒にお餅を食べることも重要です。
人と一緒にお餅を食べることで、もし喉にお餅を詰まらせてしまったとしてもチョークサインによって窒息していることを伝えることができます。
1人でお餅を食べて窒息していても、助ける手立てがありませんが、誰か他に人がいれば助かる可能性があります。
年配の方や小さいお子様は、特に家族の方とお餅を食べることを心がけましょう。

 

⑤お餅を食べない
嚥下機能に問題がある方は、お餅を喉に詰まらせて窒息死しやすい方です。
実際にお餅を喉に詰まらせて窒息死されてしまった方の中には、嚥下機能に問題がある方が多いことが判明しています。
極端な対策方法ですが、心配な方はお餅を食べないことも窒息死を防ぐ方法だと環境スペースは思います。

 


毎年1月に多く発生しているお餅による事故。
予期せぬ事故を防ぐために、対策方法を実践してみてくださいね。