環境スペース~スタッフブログ~

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普通のキムチよりお腹に良い!?「水キムチ」の効果

韓国といえばキムチ!
辛くて酸味があって、焼肉には欠かせない副菜ですよね。
韓国ではキムチが作れないとお嫁に行けないほど、大切な伝統食として伝わってきました。
日本でよく売られているキムチはトウガラシで真っ赤に染まったものが多いですが、実は韓国では透明なスープに漬けこまれた「水キムチ」も一般的です。
今回は環境スペースが、嬉しい健康効果もある水キムチについてご紹介しましょう。

 

 

■水キムチって?普通のキムチとどう違うの?

水キムチは、米ぬかの入った漬け汁に野菜や果物を漬けこんだ発酵食品です。
赤いキムチはトウガラシが入っているため、真っ赤な色になります。
水キムチはトウガラシを入れたとしても鷹の爪1本程度なので赤くは染まりません。
日本でいえば浅漬けやぬか漬けに近いでしょう。
作るのも簡単で、赤いキムチに比べて工程が少なめです。
赤いキムチは材料を塩でもみ、さらに水分を抜いたり白菜一枚一枚にトウガラシを塗り込んだりするので手間がかかります。
また、何ヶ月も熟成させる必要があるので一から手作りするのは難しいでしょう。
水キムチは漬け汁に漬けておくだけで、次の日には食べられます。


■水キムチの効果は?

水キムチの良いところは、乳酸菌の多さです。
この乳酸菌は植物由来のもので、大腸がんのリスクやストレスに対抗する免疫力を上げてくれます。
赤いキムチよりも乳酸菌が多くなるため、整腸作用を目的とするなら水キムチの方が良いでしょう。
また、納豆やヨーグルト、ぬか漬けよりも水キムチの乳酸菌の数が多いです。
これらの発酵食品よりもクセがなくさっぱりとしているのに、お腹の健康においては水キムチがダントツで効果があります。


■美肌効果も!水キムチは女性におすすめ

環境スペースが特におすすめしたいのは、女性です。
女性は男性に比べて筋力が低いため便秘になりやすい人が多く、ストレスやホルモンの影響によって腸内環境が悪化するリスクがあります。
水キムチは乳酸菌に加え、食物繊維も豊富に含まれている食材です。
乳酸菌と食物繊維は一緒に摂ることで相乗効果が期待できるため、水キムチは効率良くお腹の健康を整えられるでしょう。
腸内環境が整うことで美肌効果もあらわれるため、ぜひ女性に積極的に食べてもらいたいのが水キムチです。

 

 

水キムチは家庭でも簡単に作れます。
鍋に米のとぎ汁(最初にといだ水は捨てて2~3回目のとぎ汁を使う)と鷹の爪、生姜、にんにく、塩、砂糖を入れたら沸騰させて漬け汁を作ります。
冷めたら塩もみした野菜を加えて、冷蔵庫で一晩漬ければ水キムチの完成です。
材料はお好みの分量でOKなので、味見をしながら作ってみてくださいね。